【お知らせ】<KaffeePause>に第35回、36回コラムを掲載しました

各位

本年もどうぞよろしくお願いいたします。
気がつけば、もう3年目となる日独労働法協会webページのコラム欄<KaffeePause>ですが、これからもますます興味深いコラムを掲載していければと思います。

さて、本年の1本目は、岩佐卓也先生(専修大学教授)による「『憲法敵対的』研究者に対する就業禁止Berufsverbot」と題するコラムです。

第35回 「『憲法敵対的』研究者に対する就業禁止Berufsverbot<1>」
第36回 「『憲法敵対的』研究者に対する就業禁止Berufsverbot<2>」

かつて、本会の会員である西谷敏先生が「西ドイツの労働事情」のなかでネオ・レッドパージとしてとりあげ(労旬900号、1976年)、また、本会の前会長である角田邦重先生が翻訳し公表したR・ヴァースナーの論文で問題視された「職業禁止」(労旬955号、1978年)が、いまもなお生きており、大学で職を求めたひとりの研究者が採用拒否をされたという事案を取りあげています。

原告研究者の訴訟代理人は、ヘルタ・ドイブラー=グメリン弁護士。ご存じの方も多い、シュレーダー政権のときの連邦司法大臣で、夫は労働法学者であるW.ドイブラー氏です。
岩佐先生は、本件についてドイブラー氏と連絡をとり、コラムのなかで、氏と交わしたやりとりについても触れています。

大変興味深いコラムです。
どうぞお楽しみください。

HP担当